花のささやき / 伊東ゆかり

洋楽の訳詩歌。
「…アタシのこの眼を見ればアナタも判るはずよ、恋するヒトミはいつもアナタのもの!」
と歌われてノックダウンされないティーネイジ少年は稀ではあるまいか。
http://www.ozawamusic.co.jp/a_ito/saku.html

伊東の歌で最好の一つは《あのひと》。
有馬三重子=詞、加瀬邦彦=曲。アレンジは誰だったか忘れた。
メロディーもコードもおおかた思い出せる。
歌詞はこんな感じ(うろ覚えゆえ用字は原詞に忠実ではない)。
――街灯り遠く、あのひとを想う。黙ったままで行かせた人を。引き止めていたら続いてるかしら。悔やんでみたり偲んでみたり。愛し合った仲だもの、あれはあれで済んだこと。恋は思いがけなくて…始めもお終いも。あのひとと暮らした一年と二ヶ月――