#小説

《酒虫》

http://www.kokodo.co.jp/pub/shopping/naiyou.asp?ISBN=9784874997253 以下、p.90より。 ――酒虫は、時の約束を破ると、おのずから滅びてしまうのである。 しかたがない。眠るとしよう。 そうつぶやくと、素焼きの甕の土の中に滲みこんで、深い眠りについて…

《かわうその祭り》

温故知新小説。 一気に読んでワンダフルな出久根コスモスを堪能した。 文体文勢がストーリーテラーしている。 http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=4649 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200901000104 巻末の参考文献も読…

《鬼面・刺繍》

これは純文学。 「純」な何かを「文」から「学」べる。 http://www.hmv.co.jp/product/detail/3912605/ 出版社サイト↓でもいずれ紹介されるだろう。 http://www.choeisha.com/sinkan.html

《矛盾だらけの禅―悟りを求めるアメリカ人作家の冒険》――(3)

昨日(2010年6月20日<日>)の朝日新聞が横尾忠則の署名書評を掲載。

小田実の《冷え物》

私は小田の小説は《アボジを踏む》を耽読した程度だ。 論集を多く愛読した。 《冷え物》を読む必要性を最近感じたので、ここにメモる。 cf.http://blog.livedoor.jp/kabu256/archives/51157844.html

承前02 Bartleby, the Scrivener:A Story of Wall-street 〔Herman Melville, 1853〕

前々回 http://blogs.yahoo.co.jp/cgxyw127/10119012.html に触れた辺見庸の新刊本は↓。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4620318248.html 書名にある色は【たんぱん色】から来るらしい。 http://homepage3.nifty.com/kakibaru/zyokyu4-2/tanpairo.htm …